「天地人」とは一味違う「真田丸」の直江兼続 クールさ前面に

[ 2016年2月28日 09:00 ]

村上新悟が演じる「真田丸」の直江兼続(C)NHK

 NHK大河ドラマ「真田丸」(日曜後8・00)で、堺雅人(42)演じる主役・真田信繁に大きな影響を与える上杉家の家臣・直江兼続。戦国時代きっての名将で、7年前の大河ドラマ「天地人」では主演の妻夫木聡(35)が演じた。今回、兼続役を務める俳優の村上新悟(41)は「妻夫木さんの兼続とは全然違う」と新しい兼続像への手応えを口にした。

 「天地人」の兼続は利よりも義を重んじ、時には敵にも優しさを見せた人物として描かれたが、村上版の兼続は一味違う。「兼続というと家臣を愛し領民を愛し、敵にも優しさを見せる印象を皆さん持っていると思うんですけど、果たして戦国時代にそれだけで上杉家を守っていけるのかと思うとクエスチョンマークがついたんです」

 今回、兼続を演じるに当たり、山形県米沢市にある墓を訪れた、関連の書籍を読むなどして役作りのイメージを深めていった。その中で印象的だったのが、閻魔(えんま)大王へ手紙を書いたエピソードだという。

 「家臣が下人を切り捨ててしまったんですが(下人は)無実だったんです。『息子を返してくれ』と遺族が訴えにきたのですが、無理だから慰謝料を払った。それでも翌日また来て返してくれというので、兼続が閻魔大王に手紙を書いた。ただ『持っていく者がいないから、おまえたち持っていってくれ』と言って、橋の下に連れていって遺族を切り殺したらしいんですよ。そこに高札を立てて、手紙と同じ内容を書いて、それを見た領民が理不尽な訴えを起こさなくなった、という言い伝えがあって」

 「義と愛の人」という面はもちろんあったのだろうとしながら「国を維持していくためにそういうクールな部分というのもあるんだろうなと。今回、僕がやっている兼続は妻夫木さんの兼続とは全然違う」。クールな部分を前面に押し出していく?と問われると「そうですね」と強くうなずいた。

 28日に放送される第8話は「調略」。信繁が上杉軍に潜入し、兼続が本格的に登場。上杉、北条の間で絶妙なバランスを計ろうとする真田家に対し、兼続は鋭い視線を向ける――。

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