西川きよし告白、元日に母が死去 ラジオで仕事復帰

[ 2016年2月21日 05:30 ]

西川きよし

 タレントの西川きよし(69)が20日、MBSラジオ「ありがとう浜村淳です」(前8・00)で仕事に復帰し、1月1日に母親・清意(きよい)さん(享年95)が死去したことを番組内で公表した。

 西川は先月20日に都内の病院で前立腺腫瘍の手術を受けた後に休養していた。番組の土曜レギュラーであり、前立腺がんだった間寛平(66)からの気遣いを感謝すると、浜村淳(81)が間髪を入れずにリスナーのはがき、「西川さんも、寛平さんも高知の出身ですが、私も高知です」を紹介した。

 これが琴線に触れたのか、郷愁を誘われたかのように「戦後、九州や四国の人は(就職で出てくるのが)大阪港です。僕は港区でお世話になりまして今日があるんですが」とこれまでの歩みを回顧。「母親が元日に亡くなりました」と切り出した。

 西川はかつて「僕もオヤジの病気で上の学校(高校)に行けなかった」と語っていた。そんな苦しい生活を支えてきたのが清意さん。大阪府内の自宅などで家族全員で長らく介護した。自宅近くの病院に入院していた1月1日には「“口のところにちょっとつけるだけでも”ということで」と、妻ヘレン(69)が手作りのおせちを持参した。

 1日午後4時に西川の家族や親族が病室に入ると、「九州からも孫やひ孫が集まってくるのを待ってくれていたかのように」午後4時47分、清意さんは息を引き取った。「ちょうど僕が手術するスケジュールに重ならないように亡くなりました」と尽きることのない感謝を語った。

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2016年2月21日のニュース