桃井かおり出演の福島描いた独映画 ベルリン国際映画祭受賞

[ 2016年2月20日 05:30 ]

映画「フクシマ・モナムール」より (c)Mathias Bothor/Majestic (提供写真)

 第66回ベルリン国際映画祭で19日、東日本大震災後の福島を舞台にした映画で、女優の桃井かおりが出演した「フクシマ・モナムール」が「ハイナー・カーロウ賞」を受賞した。

 共同電によると、幅広い作品を集めたパノラマ部門の優れたドイツ映画に贈られる賞。映画は、ドイツの女性監督ドリス・デリエさんが昨年春に福島県南相馬市で撮影。福島に慰問で訪れた若いドイツ女性と、桃井演じる仮設住宅で暮らす年配芸者が、心を通わせていく姿を描く。ハイナー・カーロウ賞はドイツの著名な映画監督の名を冠した賞。

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