パフォ「政治的」保守系メディアがビヨンセ批判

[ 2016年2月16日 05:30 ]

 米国の人気黒人女性歌手ビヨンセ(34)が、プロフットボールの祭典「スーパーボウル」(7日)で見せたパフォーマンスを、保守系メディアや政治家が「政治的」と批判し波紋が広がっている。

 過激な公民権運動を想起させる演出のためで、背景には米国の根深い黒人差別問題が横たわっている。共同電によるとハーフタイムショーでビヨンセが従えた数十人の女性ダンサーは、黒ずくめの衣装。アフロヘアの頭に載せた黒いベレー帽は、1960~70年代に急進的な黒人解放闘争を展開した政治組織「ブラックパンサー党」のトレードマーク。ビヨンセのスタイリストは、黒人女性の強さと連帯意識を表現しようとビヨンセが意図的にブラックパンサーをモチーフにしたと述べた。

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2016年2月16日のニュース