愛妻失った清水健アナ “育休議員”に不快感「子どもは守ってあげて」

[ 2016年2月14日 15:27 ]

乳がんで亡くなった妻の思いをつづった「112日間のママ」のサイン会を行った読売テレビ清水健アナウンサー

 読売テレビ・清水健アナウンサー(39)が約1年前に亡くした妻(享年29)との闘病記をつづった「112日間のママ」(小学館)のサイン会を14日、大阪市内の書店で行った。

 当初は50人限定の予定だったが、反響が大きく200人に拡大。清水アナは「ありがたいことにいろんな方が来てくださって“頑張りましょう”と言って下さる。そう思うと手記を出した意味があるのかな、と思う」としみじみ話した。

 夕方のニュース番組「かんさい情報ネットten.」(月曜~金曜後4・47)のメーンキャスターを務める清水アナは毎日、帰宅後に1歳にる長男をお風呂に入れ、寝かしてから明け方の4時、5時まで執筆を続け午前9時には出社するという毎日を送っていたという。「本を書くことに迷いもありました。いろんな事を思い出してしまうこともあり辛かったけど、これが私の使命だったんだと思う」と話し、「一生、このことを背負っていくんだろう、と思う」と結んだ。

 最近では長男の成長が何よりの癒しだそうで、「育休議員」と言われながら自らの不倫で議員辞職した宮崎謙介元衆院議員(35)については「簡単に(育休などと)言って欲しくない。生まれてきた息子さんには何の罪もないのだから、子どもは絶対に守ってあげてください」と不快感をにじませながらもコメントした。

 清水アナは2013年に、番組のスタイリストだった奈緒さんと結婚。翌年4月に妊娠が分かったが直後に乳がんがみつかり、闘病しながら10月に長男を出産。しかし、昨年2月に死去した。

続きを表示

2016年2月14日のニュース