「鑑定団」カット問題　他局スタッフも首ひねる「かなり不自然」

石坂浩二

　俳優石坂浩二（７４）がテレビ東京「開運！なんでも鑑定団」の司会降板を通告されたことをめぐる騒動で、２年ほど前から石坂の発言するシーンがほとんどなかったことについて、他局の番組スタッフは「番組を作っている側からすれば、かなり不自然に感じる内容」と指摘した。

　「普通は局内から疑問の声が上がり、制作担当者が内容について問いただされるはず」とも話し、これまで番組内容が疑問視されてこなかったことに首をかしげていた。

　番組では約２年前から石坂の発言を大部分カットする編集が視聴者から指摘され始め、直近の今月２６日の放送では発言が「こんばんは」と相づちのみ。プロデューサーが意図的に指示を出しているかは不明だが、収録では石坂が多く発言していることが判明している。