降板通告の石坂浩二「放送は必ず見る」“意図的編集”は「言えない」

[ 2016年1月29日 12:40 ]

テレ東「開運!なんでも鑑定団」司会の降板を通告された石坂浩二

 約21年務めたテレビ東京「開運!なんでも鑑定団」(火曜後8・54)の司会降板を通告された俳優の石坂浩二(74)が29日放送のフジテレビ「とくダネ!」(月~金曜前8・00)で“騒動”についてコメントした。

 28日夜に「とくダネ!」の直撃取材に応じた。

 1994年4月の放送開始から看板番組として約21年間続く「鑑定団」を、知恵袋として支えてきた功労者。しかし、ここ2年ほど番組中ほぼ発言がなく、視聴者から不思議がる声が上がっていた。

 制作スタッフは「収録中はたくさんしゃべっている」と証言。別のスタッフは「コーナーが多く、出演者を問わず発言はカットされがち」としつつ「収録での石坂さんの言葉数からすると違和感がある」と意図的な編集の可能性を指摘する。

 石坂はオンエアは「必ず見ますよ」としたが、自身の発言がほぼ放送されていないことについては「それについてのコメントは、別に何も言わない、と。言えないというか、言わないことにしているんですけど。たとえ感じることがあっても、それは私個人の問題ですからね」と明言を避けた。

 降板の背景に浮かび上がっているチーフプロデューサーとの確執など、番組サイドとの“いざこざ”についても「さあ、分かりません。それは私の方が言うべきことではなくて、12チャンネル(テレビ東京)がおっしゃるべきだと思いますけどね」とした。

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2016年1月29日のニュース