小田和正 初のオールタイムベスト!オフコース曲も収録

[ 2016年1月25日 05:30 ]

ベストアルバム「あの日あの時」を発売する小田和正

 小田和正(68)が、オフコース時代を含む自身の全作品から選ぶ初のオールタイムベストアルバムを4月20日に発売し、全国24会場48公演(約34万人動員予定)に及ぶ大規模ツアーを同30日にスタートさせる。古希を前にしての活発な動きでファンの心をわしづかみにする一年になりそうだ。

 アルバムのタイトルは「あの日あの時」で、3枚組計48曲収録予定。関係者は「小田が自身のキャリアを見返し、節目となった曲を選ぶ。あらためて一曲一曲と向き合い、曲によってはアレンジを変えたり新たに録音するものもあるだろう」と説明。ベスト盤とはいえ新作に近い部分もある。

 収録が予定されるのはオフコース時代の「さよなら」「言葉にできない」や、ソロになってからの大ヒット曲「ラブ・ストーリーは突然に」「キラキラ」など。スバルの企業CMのために書き下ろした新曲(タイトル未定)や映画「64-ロクヨン-前編/後編」(前編は5月7日、後編は6月11日公開)の主題歌「風は止んだ」も収められ、オフコースがデビューした1973年から現在までの活動を網羅する形となる。

 このアルバムを引っ提げて、ツアー「君住む街へ」を4月30日に静岡エコパアリーナでスタート。10月30日の沖縄・宜野湾海浜公園屋外劇場まで全国の24会場を回る。

 昨年3月に終了した前回のツアーから約1年1カ月、しかも半年で計48公演にも及ぶ過密日程。68歳という年齢を考慮すれば過酷だが、関係者は「小田は元気いっぱい。本人としては自分が元気に活動できるうちにできるだけ多くのファンに会いに行きたいという思いがある」と話している。

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2016年1月25日のニュース