尾木直樹氏 スキーバス転落事故でゼミ生犠牲に「涙とまりません」

[ 2016年1月16日 20:46 ]

“尾木ママ”こと尾木直樹氏

 教育評論家で法大教授の尾木直樹氏(69)が16日、自身のブログを更新し、自身のゼミ生が被害に遭った15日未明の長野県軽井沢町でのスキーバス転落事故についてつづった。

 ブログは「多数のお悔やみと励ましのお心遣い、ありがとうございます―」のタイトルで更新された。自身のゼミ生10人が被害に遭い、3人が犠牲になった。事故に教え子が巻き込まれたことについて「そのあまりの衝撃と悔しさは筆舌に尽くしがたくご遺族の御無念考えると涙がとまりません!想像を絶する苦しみであることは言を待ちません…」と無念の思いをつづった。

 さらに「どうぞメディアの皆さまのご理解をいただきゼミ生をそっと見守ってやって下さいませ…宜しくお願いします1日も早いゼミ生の心と体の回復心から願うものです…」と訴えた。

 ブログのトップには法大の田中優子総長のメッセージが掲載され、尾木氏も「キャリアデザイン学部尾木直樹ゼミの担当教授として、このような想像を絶する被害に遭い、その悔しさは表現する言葉も見当たりません。しかし、残されたゼミ生とともに入院加療中の仲間の一日も早い回復を願うとともに、亡くなった3人の意思を引き継いで一歩ずつでも前に進むことを誓い合っています」とした。

 長野県軽井沢町の国道18号碓氷バイパス付近で15日未明、スキー客ら41人を乗せ満員状態の大型バスが崖下に転落し、14人が死亡。乗客の半数以上が都内の大学生で、尾木氏の法大のゼミ生10人も含まれていた。

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