落語家の三遊亭円雀さん死去 66歳 バンド活動でも活躍

[ 2016年1月16日 14:49 ]

「にゅうおいらんず」の噺家メンバー(左から)三遊亭右紋(バンジョー)、桂伸乃介(ピアノ)、助っ人出演のプロドラマー・非力、三遊亭円雀(クラリネット)、三遊亭小遊三(トランペット)、落語芸術協会事務局員・ベン片岡(ベース)、三遊亭昇太(トロンボーン)07年8月4日撮影

 落語家の三遊亭円雀(さんゆうてい・えんじゃく、本名・柳本修=やなぎもと・おさむ)さんが4日午後1時11分に脳梗塞のため鹿児島の病院にて死去した。15日、落語芸術協会が公式サイトで発表した。66歳。通夜・告別式は近親者のみで執り行われた。喪主は妻・万里子(まりこ)さん。

 68年、四代目三遊亭円馬に入門。83年に真打に昇進し、五代目円雀を襲名した。
 
 明るい高座でファンに親しまれ、趣味はワインと言えるほど酒を愛した。落語芸術協会の音楽バンド「にゅうおいらんず」でクラリネットとボーカルを担当するなど、音楽活動でも活躍した。

続きを表示

2016年1月16日のニュース