“バルス祭り”1分間に34・5万回ツイート 秒間最大記録は更新ならず

[ 2016年1月15日 23:40 ]

「天空の城ラピュタ」の1場面(C)1986 二馬力・G

 宮崎駿監督のスタジオジブリの長編アニメーション映画「天空の城ラピュタ」が15日、日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」(午後9時~同11時34分)で放映され、終盤の山場に登場するパズーとシータが滅びの呪文「バルス」を唱えるシーンで、午後11時23分14秒に秒間最大で約5万5000回、23分の1分間に34万5397回、「バルス」とツイートされたことが分かった。NTTデータが発表したもの。

 1986年に劇場公開された宮崎監督の初のオリジナルアニメ映画で、スタジオジブリ制作映画の第一弾。鉱山町で働く少年・パズーが青い石のペンダントをした少女シータと出会い、彼女を守るため、空に浮かぶという伝説の城「ラピュタ」を探し求める冒険の旅に出る物語で、今回が15回目の放送。

 テレビオンエア時には、終盤の山場に登場するパズーとシータが唱える滅びの呪文「バルス」を視聴者がツイッターをはじめとするSNSや、2ちゃんねるの掲示板などに一斉に書き込み、サーバーがダウンするなどの問題が発生する、いわゆる“バルス祭り”でも話題を呼ぶ同作。前回の2013年8月2日にはも2人がバルスを唱えるシーンとほぼ同じ午後11時21分50秒に、毎秒14万3199ツイートという世界記録を樹立した。

 この日はNTTデータが放送時間中にツイートされる「バルス」の量をリアルタイムで計測。約15分間隔でイマツイニュースサイトなどで告知するなど、“祭り”を盛り上げていたが、10時半ごろにはサイトにアクセスが集中していることを告知。「バルス」の場面直後にはツイッターもアクセスしづらい状況となったが、「とりあえず生き残ったでしょうか?」とつぶやいていた。

 この日は午後11時23分に「バルス」と唱えるシーンが登場。芸能人でも松井玲奈、渡辺麻友、田村淳、中川翔子らがツイートをしていた。

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