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【わたしを離さないで】ミステリアスな綾瀬はるか「特別な使命」とは…

[ 2016年1月15日 10:00 ]

金曜ドラマ「わたしを離さないで」の主演を務める綾瀬はるか(第1話から)(C)TBS

 女優の綾瀬はるか(30)が主演を務めるTBS金曜ドラマ「わたしを離さないで」(金曜後10・00)は15日、15分拡大でスタートする。綾瀬、三浦春馬(25)水川あさみ(32)が「特別な使命」を背負った若者を演じ、生の意味を問い掛ける。

 原作は、日系英国人のベストセラー作家カズオ・イシグロ氏(61)が2005年に上梓した「Never Let Me Go(原題)」。英国で100万部を超える大ヒットとなった衝撃SFミステリーで、今回が世界初のドラマ化。イシグロ氏は長崎で生まれ、5歳で英国に移住。1989年に「日の名残り」で英国最高の文学賞「ブッカー賞」に輝いた。自身の作品が日本でドラマ化されるのは今回が初。

 「わたしを離さないで」は10年にはマーク・ロマネク監督(56)により米英合作で映画化。キャリー・マリガン(30)アンドリュー・ガーフィールド(32)キーラ・ナイトレイ(30)が出演した。14年には蜷川幸雄氏(80)演出により舞台化。多部未華子(26)三浦涼介(28)木村文乃(28)が出演した。

 今回は、物語の舞台を原作の英国から日本に置き換えた。映画版や舞台版とは異なる長丁場の連続ドラマ。第1話は主人公たちが20年前に過ごした施設が主に描かれる。

 山の中にある「陽光学苑」は世間から隔離され、子どもたちは寄宿舎で生活を共にしている。保科恭子(綾瀬、幼少期=鈴木梨央)は、周囲にからかわれている土井友彦(三浦、幼少期=中川翼)を気に掛ける。酒井美和(水川、幼少期=瑞城さくら)は女子のリーダー格。

 時間割には社会がなく、美術を偏重。頻繁に行われる身体測定。校長で経営者の神川恵美子(麻生祐未)は子どもたちに「特権」があるという。新しく赴任した教師・堀江龍子(伊藤歩)は違和感を覚える。学苑の目的は何なのか…。

 初回は子役陣が奮闘。その無邪気さが「特別な使命」とのコントラストを生む。綾瀬は日本テレビ「きょうは会社休みます。」などのコミカル路線を封印。どこか憂いのある眼差しが印象的。抑制の効いた演技で、ミステリアスな世界に引き込む。

 脚本はTBS「世界の中心で、愛をさけぶ」「JIN―仁―」、NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」などで知られ、昨年4月期のTBS「天皇の料理番」が記憶に新しい森下佳子氏。「セリフの名手」がどう原作をかみ砕くか、注目される。

 演出は吉田健氏、山本剛義氏、平川雄一朗氏。第1話を担当した吉田氏はTBS「高校教師」「未成年」「聖者の行進」「アルジャーノンに花束を」などの同局金曜10時枠で知られ、再び伝統枠を手掛ける。

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