堺雅人“駒”に徹す!長丁場も厳しい批評も三谷作品なら「幸せ」

[ 2016年1月3日 08:50 ]

戦国武将・真田信繁の生涯を通じ、家族の物語を表現する堺雅人
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 2016年は大河復権の年だ!俳優・堺雅人(42)主演のNHK大河ドラマ「真田丸」が10日にスタートする。堺は13年にドラマ「半沢直樹」で高視聴率を稼いだ人気者。昨年の大河「花燃ゆ」は低視聴率に終わったが、今回はエンターテインメント性豊かな三谷幸喜氏(54)の脚本で飛躍を図る。堺は「三谷作品の“いい駒”になりたい」とあくまでも謙虚に意気込みを語った。

 既に着々と進行している撮影で、三谷氏の脚本に手応えを感じている様子。特に三谷氏らしさが表れているものとして挙げたのが、第11話で、自身が演じる真田信繁(幸村)が、女優・黒木華(25)が演じる初恋の女性・梅と挙式する場面だ。

 「結婚式なんですけど、そこで殺人事件が起きるんです。それが面白い。血まみれの手で、めでたいことをする。笑える部分と、人の欲まみれでゾッとする部分が同時に描かれている。笑いと狂気が紙一重のようにある。読んで鳥肌が立つようでした。三谷さんは喜劇作家だけれど、その裏に底知れぬ怖さを持っている。凄み、えぐさを感じます」と瞳をらんらんと輝かせる。

 三谷作品にほれ込んでいるのは間違いない。

 「いい駒でいたいと思っています。今回は“僕が!”という気持ちは全くありません。信繁はいろんな物を見て、いろんなところに流されていく。信繁の目を通して、お客さんがドラマを見る仕組みになっている。そういう役なので、ある意味で全くセリフがなくてもいいくらいです」と謙虚に語る。

 もちろん、主役の魅力なくして作品の成功はないのだが、変な力みとは無縁のようだ。

 「こんなに幸せなことはありません。1年で1つの仕事をする幸せ。それをかみしめながら過ごしていきます」

 その緩やかな微笑に大河の明るい未来が見えた。

 ◆堺 雅人(さかい・まさと)1973年(昭48)10月14日生まれの42歳。宮崎県宮崎市出身。92年、劇団「東京オレンジ」に参加し、看板俳優として活躍。2008年、大河ドラマ「篤姫」で徳川家定を演じて脚光を浴び、12年には連続ドラマ「リーガル・ハイ」(フジテレビ系)に主演。13年4月に女優・菅野美穂と結婚し、15年8月に長男が誕生。

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