今井さんFM番組に父がメッセージ「洋介は南の島へ旅に出ました」

[ 2015年11月29日 10:15 ]

家族が最後に撮影した今井洋介さん(オフィシャルブログから)

 31歳という若さで23日に亡くなったアーティストの今井洋介さんがMCを務めていたFMヨコハマ「SHONAN by the Sea」(日曜、前6・00~10・00)が29日、放送された。

 この日の放送はモデルで、同局のDJ仲間である井手大介(40)が代役を務め、番組の冒頭で「すでにニュースなどで御存じの方も多いと思いますが、この番組のDJ今井洋介君が11月23日に心筋梗塞で永眠されました。びっくりしました。僕自身も信じられないんです」と話した。

 それでも「きょうの番組、今井君の話、声抜きで進める訳にはいかない」と亡くなる直前の21日に茅ケ崎で公開収録を行った時の様子も放送。「あまり暗くする訳にはいかない。明るく元気に今井君を送りたいな」と番組が進められた。

 リスナーからも「本当に信じられません」という声が寄せられると井手も「僕も信じられない。先週の番組も車の中で聞いていて、今井君いい感じになってきたね、とスタッフと話していた」と紹介。また、写真家なのに、本人が写った写真は10枚中8枚は目を閉じている、などのエピソードも紹介した。

 番組のラストでは今井さんの父親からのメッセージを紹介。「洋介はいつも番組のことを幸せそうに語っていました。心底よりリスナーにありがとうと言っていました。この番組は洋介にとって心の宝物です。今後も番組を末永く応援していく所存です。わたしたちは洋介が大好きなサーフボードやカメラを持って南の島へ旅に出たのだと思っています」と井手が読み上げた。

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2015年11月29日のニュース