奥田民生 故郷マツダSで初ライブ カープ新旧本拠地制覇

[ 2015年11月29日 05:30 ]

マツダスタジアムでライブを行う奥田民生

 シンガー・ソングライターの奥田民生(50)が28日、故郷・広島のマツダスタジアムで単独ライブを行った。09年の開場以降、コンサートが行われるのは初。

 奥田は04年10月に広島市民球場でライブを行っており、ファンを公言しているプロ野球・広島カープの新旧本拠地を制覇した。芝生の張り替え準備に伴い一般客への球場貸し出しが休止になり実現。球団協力のもと、スコアボードやウグイス嬢も完備された。

 グラウンド中央の小さなステージを、満員の観衆3万人が360度囲む中「1番ピッチャー、奥田民生」とアナウンスされるとバックスクリーン付近から登場。

 チューニングが狂った際に、スコアボードに「E」(エラー)の表示が出るなどコミカルな雰囲気で進行。「イージュー★ライダー」「さすらい」などソロ曲を中心に、「雪が降る町」など、所属バンド「ユニコーン」の名曲や、吉田拓郎「結婚しようよ」などカバーも交えアコースティックギターを手に、たった1人で28曲を熱唱した。

 寒空の下、3時間の長丁場。「もうこんな大きなことはしません。普通の人に戻ります」とジョークを飛ばしたが「万が一、また会うことがあったらよろしくお願いします」と再びの大舞台実現をにおわせた。

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