マッチ、今井美樹…“アラフィフ”紅白!ジャニーズは史上最多7組

[ 2015年11月26日 05:30 ]

今井美樹

 大みそかの「第66回NHK紅白歌合戦」の出場歌手が、きょう26日午後に発表される。近藤真彦(51)が、19年ぶりに出場することが決定。今井美樹(52)や、ToshI(50)がボーカルを務めるロックバンド「X JAPAN」が復帰することも決まり、今年の紅白のステージは“アラフィフ”が盛り上げる。

 近藤は今年が35周年イヤー。6月にはトライアスロンの世界選手権に男子50~54歳部門の日本代表として出場し、見事完走。現在は全国ツアーの真っ最中で、50歳を過ぎても挑戦し続けている姿に制作サイドが「視聴者に元気を与えてくれる存在」と抜てきした。

 これでジャニーズ事務所からは近藤、SMAP、TOKIO、V6、嵐、関ジャニ∞、Sexy Zoneと史上最多7組が出場することになった。

 83年に芸能活動を始めた今井は、歌手として30周年のメモリアルイヤー。ベスト盤が3週連続でオリコンチャートトップ10入りと、変わらぬ人気ぶりを見せた。紅白出場は、夫でギタリストの布袋寅泰(53)との共演でヒット曲「PRIDE」を歌った06年以来となる。

 「X JAPAN」は解散ステージとなった97年以来の紅白になる。大みそかの“絶唱”はファンにとって伝説となっている。

 アラフィフは復活組だけでなく初出場にもいる。満を持して出場する「レベッカ」は、ボーカルのNOKKOが52歳。バンドは今年限定で再結成中。来年以降の活動予定はなく、紅白はまさに歌い納めとなる。

 常連組では、昨年、紅組のトリを務めた松田聖子(53)と、電撃結婚で今年の芸能界の話題をさらった福山雅治(46)がアラフィフの代表格だ。

 テレビ関係者は「アラフィフはドラマが大好きで、歌番組全盛の世代でもある。親しんで紅白を見てもらえる」と話す。アラフィフ歌手を多数引っ張り出した裏には、NHKの“確実な視聴者”確保の戦略があるようだ。

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2015年11月26日のニュース