小泉孝太郎&世良公則「下町ロケット」で“敵役” 小泉「あ、そっち側」

[ 2015年11月10日 06:00 ]

下町ロケット後半パートに出演することになった小泉孝太郎(左)と世良公則

 俳優の阿部寛(51)が主演を務めるTBS日曜劇場「下町ロケット」(日曜後9・00)の第6話(22日放送)から始まる後半パート「ガウディ計画編」に小泉孝太郎(37)と世良公則(59)が出演することが分かった。

 後半パートは、東京・大田区の町工場・佃製作所の社長・佃航平(阿部寛)の元に、ある医療機器の開発依頼が持ち込まれる。「ガウディ」と呼ばれるその医療機器が完成すれば、多くの心臓病患者を救うことが可能になるという内容。

 小泉が演じるのは、NASA出身の技術者で、現在は父親が興した精密機器メーカー、サヤマ製作所社長を務める椎名直之(しいな・なおゆき)。ロケット工学が専門で、父親の会社を継ぐ際にMBA(経営学修士)まで取得したという異色の経歴を持つ人物で、阿部が演じる佃航平率いる「佃製作所」のライバルとして立ちはだかる。

 また世良が演じるのは、アジア医科大学心臓血管外科部長の貴船恒広(きふね・つねひろ)教授。日本の心臓外科でトップクラスと言われるアジア医科大学で、長年にわたって心臓血管外科を率いてきた看板教授という役どころ。貴船もまた、椎名と同じく佃製作所と敵対する関係だ。

 小泉は「オファーを頂いたのが本当に急だったのですが、この作品に携われることが嬉しく、プライベートの予定すべてキャンセルしてお引き受けしました。そのぐらい嬉しかったです」と大喜び。だが「佃製作所と親密に関わる役かと思いきや、あ、そっち側(敵役)かと。僕が演じる椎名という役は、得体の知れない、掴みどころのない人間として阿部さん演じる佃と対立します。『下町ロケット』の魅力は佃の“人間臭さ”だと思うので、その佃としっかり対峙し、椎名という役を通して、ちょっとしたエッセンスを加えていけたらと思います」と張り切っている。

 世良も「私自身、珍しい「ヒール」での登場ということで楽しみにしています。『人の命との関わり』という大きなテーマの中で闘い、もがいて来た男の一辺を大切にしつつ、主人公の熱き男たちの対立軸として存分に、軽やかに、この『貴船』なる人物を演じてみたいと思っています」とコメントしている。

 すでにお笑い芸人の今田耕司(49)が“ゴッドハンド”の異名を持つ天才心臓外科医を演じることも決定しており、後半パート出演者も今後、続々発表される予定となっている。

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2015年11月10日のニュース