松岡修造、真央完全復活でベストスマイル「僕も喜べた」

[ 2015年11月9日 13:00 ]

満面の笑顔でガッツポーズを見せる松岡修造

 元テニスプレーヤーでスポーツキャスターの松岡修造(47)が9日、「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー2015」に選ばれ、都内で行われた授賞式にNHK連続テレビ小説「まれ」で主演した女優の土屋太鳳(20)とともに出席した。

 登壇時には意外にも「ちょっと緊張する」とこわばった笑顔を見せた松岡だったが、「本当に韓国に2泊3日行っていいんですか?」と副賞の韓国旅行に満面の笑み。「どうして獲れたかわからない…」とクビをひねりつつも「1つはこの笑顔ですよね」と引きつった笑顔を披露し「“苦しい時こそ笑ってごらん”って言葉が一番支持を受けた言葉。人って笑顔でみんないるけど、実際は心が苦しい人はいっぱいいる。その中でも笑顔を出していくことが前に進むことだったのかな」と受賞理由を分析。さらに、母親が宝塚歌劇団出身だったことで「宝塚スマイルが僕のどこかに血として引き継がれているのかな」とも話した。

 自身にとってことしのベストスマイルになった瞬間として、GP復帰戦で優勝したフィギュアスケートの浅田真央(25=中京大)を挙げた松岡。GPシリーズのメーンキャスターを務めていることもあり、浅田の復帰戦となった中国大会を見届けた。「特別な方なんです、浅田真央さんは。彼女が復帰されて、あの時の演技を見ていて、一番笑顔になれた。彼女がいい演技をしていたということではなくて、自分に挑戦していた。僕は戻ってくるって言った時にはまたあのつらい日々をやるのかと(思った)。苦しいこともある中で、自分に挑戦してガッツポーズが出た。あの笑顔を見て、一番、僕も喜べた」とまくし立てた。

 さらに「いい笑顔って感性だと思う。その感性によって出たのが僕は浅田真央さん(の復帰戦)だった」と熱く語った。それを受け、「太鳳さんは?」と同席の土屋に話を振ったものの、松岡の勢いに押された土屋も「もちろん、浅田真央選手の…」と答え、会場が笑いに包まれた。

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