20代とのギャップ感じる千葉真一 それでも「まだついてはいける」

[ 2015年10月22日 14:13 ]

舞台「BIOHAZARD THE STAGE」公開ゲネプロ&囲み取材で、取材に応じた(左から)中村誠治郎、倉持明日香、矢崎広、千葉真一、栗山航、飛鳥凛

 俳優の千葉真一(76)、矢崎広(28)、元AKB48の倉持明日香(26)らが22日、東京・EX THEATER ROPPONGIで開幕する舞台「BIOHAZARD THE STAGE」(11月1日まで)の初日公演前の会見に登場。意気込みを語った。

 日本が誇る大人気ゲーム「バイオハザード」が世界初の舞台化。主人公のタイラーを演じる矢崎は「制作発表からここまであっという間だった。ついにここまで来たなと。期待と不安と高揚感でいっぱい」と目を輝かせ、「カンパニーはすごい仲いい。カンパニー一同、熱い思いを客席に届けたい」と熱い思いを明かした。

 ヒロインを演じる倉持はAKB卒業後、初の舞台。「父も見に来るのでいいところを見せたい」と野球解説者の父・倉持明氏(63)の観劇も報告し、「また違うステージの初日が卒業してこんなにすぐくると思ってなかったので楽しみ」と笑顔を浮かべた。初共演となる千葉との共演を「父にすぐ報告した」と倉持。千葉から直々にアクション指導も受けたそうで、千葉からも「何も言うことない、うまい。僕が思っていたよりも芸達者。すごいびっくり」と太鼓判を押された。

 千葉は舞台となる大学の学長を演じる。他の出演者より稽古期間が短かったといい、「僕自身は稽古が足りない。彼らはずっとやってて、途中から俺が入ってきたから。不安」と大ベテランらしからぬ言葉を漏らした。「(稽古は)だいたい1カ月ぐらいはやるけど、1週間ぐらいしかやってない。セリフ入ってない」と不安の表情を浮かべつつも「まあ、精いっぱいやってみたい」と話した。

 若手俳優陣の中に一人交じっているが、世代ギャップは「あるある。いろいろある」としつつも「まだまだついてはいけるなと。ただ感覚がちょっと違う」と苦笑。「彼らの中にうまく融合するような雰囲気で頑張っています。作品に入ったからにはみんなでいい作品を作るために一丸となっていくだけ」と前を向いた。

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2015年10月22日のニュース