仲間由紀恵版「放浪記」開幕 でんぐり返しは側転に 見事成功

[ 2015年10月14日 17:15 ]

舞台「放浪記」初日公演を終えカーテンコールであいさつする仲間由紀恵(中央)

 女優の仲間由紀恵(35)が故森光子さんから主演を引き継いだ舞台「放浪記」が14日、東京・日比谷のシアタークリエで初日を迎え、約6年4カ月ぶりに復活した。作品の代名詞ともいえる「でんぐり返し」は仲間の提案で「側転」に思い切った変更。満員の客席からは「おー」と、どよめきの声が上がり、成功すると拍手が湧き起こった。仲間はカーテンコールで「まだまだ進化し続けてまいります」と熱演を誓った。

 反骨と異端の女流作家・林芙美子の生涯を描いた名作。ヒロインが小説掲載を喜ぶ注目のシーンは第4幕で訪れた。仲間は側転を1回披露した。自ら提案し、演出家の北村文典氏と話し合って決めた。

 仲間は前日13日の囲み取材で、側転に決めた理由について「私なりの林芙美子像をつくって、皆さんが楽しみにされている林芙美子が喜びを爆発させるシーンで、いくつかアイデアを出して、いろいろと試してみて、1つの形を見つけることができた。大きな喜びをどう表現していこうかと考えた時に、大きく見える、一番気持ちが伝わると思ったので」と説明。「ケガが起きないよう工夫してきました」と練習を積み重ねた。

 着物だと足を開けず難しいが「いろんな工夫をしています。ただ、側転を見せるというよりは、気持ちを爆発させる、うれしいという気持ちがそういう風な表現になったという芝居として受け止めてほしい」と語った。関係者によると、仲間は運動神経がよく、側転程度なら難なくこなすという。

 東京公演は11月10日まで。大阪・新歌舞伎座(11月21日~12月9日)、名古屋・中日劇場(12月18~25日)、福岡・博多座(来年1月7~31日)まで計105公演を予定。

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