吉高由里子 初舞台で1年ぶり女優復帰!吉高節健在「恨みますよ」

[ 2015年10月8日 12:15 ]

舞台「大逆走」の会見に出席した吉高由里子

 女優の吉高由里子(27)が8日、東京・渋谷のシアターコクーンで9日に開幕する舞台「大逆走」(25日まで)のフォトコール&会見に、主演の北村一輝(46)らキャスト陣と出席した。

 ヒロインを演じた昨年9月放送終了のNHK連続テレビ小説「花子とアン」終了後は、充電期間に入っていた吉高。昨年大みそかの「NHK紅白歌合戦」の紅組司会以来、公の場に登場していなかったが、本作で約1年ぶりの女優復帰。吉高にとっては初めての舞台挑戦となる。

 フォトコールを終え、吉高は「不安でいっぱい。何も見えなくて怖いなって」と初日を前にした心境を吐露。「不安とかドキドキがいっぱいあるけど、稽古場はすごく楽しくて。役がわからなくてどうしようってなっていたけど、稽古場に行きたくないとはならなくて…。ステキな皆さんがいたから。初舞台がここで私は恵まれているなと」と充実の稽古を振り返り、初日を前にしているにもかかわらず「幸せな1カ月間だった。今までありがとうございました」とまるで千秋楽のようなあいさつをして笑わせた。

 赤堀雅秋氏(44)の演出については「比喩が多くて、ダイレクトじゃなくて、最初の頃はちょっと…」と当初は困惑していた本音を明かしつつ、「演出する言葉のチョイスがブサイクだなと」と吉高節でバッサリ。とはいえ「本当は優しいし、いろんな言葉を知っているのに、何でわざわざその言葉にするのかなって。(赤堀氏が)温かいのを知っているから…」としっかりとフォロー。最後は「お手柔らかに…」と報道陣をけん制しつつ、「ちゃんとフォローもしてくださいよ。恨みますよ…」と続け、会見場は笑いに包まれた。

 「大逆走」は赤堀氏が作・演出を手掛ける新作で、いい年して大人になり切れないダメな3人の男たちと、ひとクセある不思議な女性たちの一夜の逃亡劇。ダメ男3人を演じるのは主人公・五味役の北村のほか、八田役の大倉孝二(41)、真鍋役の池田成志(53)。吉高は物語の鍵を握る謎のOL・佐久間道子を演じる。

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