橋之助、遺言で八代目芝翫襲名「古典を守りつつ新しい歌舞伎を」

[ 2015年9月29日 06:20 ]

八代目「中村芝翫」襲名会見を行った中村橋之助(右端)左か)中村宜生、中村宗生、中村国生

 歌舞伎の名跡「中村芝翫(しかん)」の八代目を来秋に襲名する歌舞伎俳優中村橋之助(50)が28日、都内で記者会見を開き、「老舗の成駒屋として古典を守りつつ、八代目として新しい歌舞伎をつくっていきたい。私に課せられた責任を感じながら襲名披露を務め、芸道に精進したい」と述べた。

 芝翫は成駒屋の大名跡で、11年に死去した父の七代目芝翫さん(享年83)は人間国宝にも認定された名女形。橋之助は二枚目の立ち役として時代物や世話物を得意とし、NHK大河ドラマ「毛利元就」で主演するなど幅広く活躍している。

 橋之助は、七代目芝翫さんから遺言で「八代目を継いでほしい」と直接託されたといい「このままずっと橋之助でいるのかなと思ったこともあったので、芝翫という名前を許されて本当にうれしかった。5年がたって、襲名の打診があった時は心が躍る思いだった」と顔をほころばせた。

 同時に、橋之助と妻でタレント三田寛子(49)との間の長男国生(19)は四代目橋之助を、次男宗生(17)は三代目福之助を、三男の宜生(14)は四代目歌之助をそれぞれ襲名する。国生は「父が35年かけて大きくした以上に、大きく立派な橋之助にしたい」と話した。

 襲名披露興行は16年10~11月の東京・歌舞伎座を皮切りに、17年1月に大阪松竹座、6月に福岡・博多座、12月に京都・南座で行われる。

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