デニーロ「敬老の日」絶賛「米国では高齢者は大事にされない」

[ 2015年9月22日 05:30 ]

ロバート・デニーロ

 映画「ゴッドファーザー」「ディア・ハンター」などに出演した名優ロバート・デニーロ(72)が「日本には老人を敬う休日がある。素晴らしい文化じゃないか」と、21日の「敬老の日」を絶賛した。デニーロは「日本の高齢者は米国よりずっと社会に居場所がある。米国では高齢者はあまり大事にされていない」と話した。新作映画「マイ・インターン」(10月10日公開)で、40歳年下の女性社長(アン・ハサウェイ)の下で働く70歳のシニア・インターンを演じている。交流サイト「フェイスブック」が開設できないなど、若い世代とのギャップが描かれる。「敬老の日」への賛辞は、同作公開を前にしたインタビューの中で飛び出した。

 デニーロは、お忍びで新潟・佐渡の酒蔵を訪れるほどの日本酒党だ。年上を敬う日本の文化にも十分精通している。介護施設で高齢者への暴力が問題となる中、アカデミー賞俳優の「敬老の日」に関する言葉は注目を集めそうだ。

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