三浦春馬 香港“初進撃”!熱烈歓迎受け「香港映画出たい」

[ 2015年9月16日 05:30 ]

映画「進撃の巨人 エンドオブザワールド」の香港プレミアのために現地入りした三浦春馬(右)と水原希子。2階建てバスに乗って街並みを楽しむ

 俳優三浦春馬(25)が15日、香港で開かれた主演映画「進撃の巨人 エンドオブザワールド」(監督樋口真嗣、19日公開)のワールドプレミアに参加した。2部作の後編。初訪問の香港で熱烈な歓迎を受け、「香港映画に出てみたい」と新たな目標を打ち立てた。

 香港・九龍の巨大ショッピングモール「apm」でのプレミア。集まった観客3000人はほぼ女性。「春馬大好き」「KIKO」などと書かれたうちわやボードが掲げられ、日本と変わらない光景が広がった。三浦とヒロイン水原希子(24)が登場すると、モール中に大歓声が響いた。

 三浦は「好開心?香港見大家(香港で皆さんにお会いできてうれしいです)」と広東語であいさつ。さらに、全編中国語のセリフに挑んだ「真夜中の五分前」で覚えた北京語を使い、「この作品が皆さんの脳裏に深く残るよう祈ってます」などと話し、女性陣の黄色い歓声を浴びた。香港ならではの獅子舞によるヒット祈願を受け=写真、「皆さん応援してください」と呼びかけた。

 世界84の国と地域に配給される本作。中でも、45ある現地の映画館すべてで上映されている香港は特に好調。現時点の興行収入は1025万香港ドル(約1億6000万円)で、実写邦画としては10年公開の「告白」以来となる1000万香港ドル超えを果たした。三浦と水原は今回の訪問で30媒体の個別取材を受けるなど、注目度は抜群だ。

 三浦は今作のキャンペーンで米ロサンゼルスと香港に渡り、海外進出への思いをより強くした。「世界各国の仕事を通して、自分が何を思うのか、感じるのか、それを見てみたいと思った」と明かした。今作では巨人を倒すアクションに挑戦したが「香港のアクション映画にも触れてみたい、出てみたい」と熱望。香港はブルース・リー、ジャッキー・チェンというスターを生み出した地。三浦の“カンフーアクション”がいつか見られるかもしれない。

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2015年9月16日のニュース