藤原竜也 コメディー舞台で新境地「くだらないことを必死に本気で」

[ 2015年9月15日 05:30 ]

舞台「とりあえず、お父さん」に出演する(左から)浅野ゆう子、本仮屋ユイカ、藤原竜也、柄本明

 俳優藤原竜也(33)が海外コメディー舞台作品に初挑戦する。英国作家アラン・エイクボーン氏のヒット作「とりあえず、お父さん」で、12月3~23日に東京・天王洲銀河劇場で上演される。

 登場人物が互いに勘違いしたまま進む喜劇。お笑いコンビ「アンジャッシュ」が得意とするコントのような設定だ。藤原にとっては新境地となるが、「くだらないことを必死に本気でやるところに面白さがある」と燃えている。

 本仮屋ユイカ(28)演じるジニィと交際中の青年グレッグ役。内緒で彼女の親にあいさつしようと、メモに記された住所にたどり着くと、最近までジニィの不倫相手だった男性が…。それでもグレッグは勘違いに気づかず、ドタバタ劇に発展する。

 「シリアスな役を演じることが多いので、今から緊張しています」と話す藤原だが、関係者は「普段から、面白いことが大好き」と証言する。堅そうなイメージとは対照的に、中華料理店の店員に変装してファンの群れの中を帰宅したことも。これまでの舞台とは異なる喜劇ならではの間や、かけあいについても演出の綾田俊樹氏は「特別に考えず肩の力を抜けば、また違った魅力が出る」と太鼓判を押す。

 初共演となる本仮屋は「いつか共演がかなうならと思っていた。とても光栄でドキドキ」とコメント。ジニィの不倫相手は柄本明(66)、その妻を浅野ゆう子(55)が演じる。

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2015年9月15日のニュース