ベネズエラ映画に金獅子賞 第72回ベネチア国際映画祭

[ 2015年9月13日 05:12 ]

金獅子賞に輝いた「フロム・アファー」のロレンソ・ビガス監督(AP)

 イタリアで開催されていた第72回ベネチア国際映画祭の授賞式が12日夜(日本時間13日未明)開かれ、コンペティション部門の最高賞、金獅子賞にベネズエラのロレンソ・ビガス監督の「フロム・アファー」が選ばれた。同部門に日本からの出品はなかった。

 「フロム・アファー」は、若い男性を買春している義歯技工者の中年男性が、ならず者の青年にさげすまれながらも関係を築いていくドラマ。

 その他の主な受賞は次の通り(敬称略)。

 ▽銀獅子賞(監督賞)=パブロ・トラペロ監督(「ザ・クラン」)▽審査員大賞=「アノマリサ」(チャーリー・カウフマン、デューク・ジョンソン両監督)▽男優賞=ファブリス・ルキーニ(「レルミン」)▽女優賞=バレリア・ゴリーノ(「フォー・ユア・ラブ」)

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