元BOOM宮沢和史の長男・氷魚「メンズノンノ」専属モデル抜てき

[ 2015年9月9日 05:30 ]

モデルとしてデビューする宮沢氷魚

 「島唄」の大ヒットで知られるバンド「THE BOOM」(昨年解散)のボーカル宮沢和史(49)の長男、宮沢氷魚(ひお、21)がモデルデビューすることになった。阿部寛(51)、谷原章介(43)らを輩出した男性誌「メンズノンノ」(集英社)の専属モデルに抜てきされ、10日発売の10月号から登場する。

 母でタレントの光岡ディオン(50)が日本と米国とのハーフで、氷魚はクオーター。眉毛や目鼻立ちは父親似だが、1メートル84の長身ということもあり、父親よりもシャープな印象だ。

 今年6月、大手芸能事務所に所属し、活動をスタート。「ポージングのレパートリーが5個しかなかった」という中で今夏、メンズノンノが開催した専属モデルオーディションに挑戦した。グランプリ4人のうちの1人に選ばれ、「初めてオーディションに受かったのでうれしかった」と笑顔。「撮影が楽しくて意外と自信はあった」と大物ぶりを発揮した。インターナショナルスクール育ちで、12年に米国の大学へ留学。留学中にモデルの仕事に引かれ、現在の事務所に父親のことは伏せて履歴書を送った。昨夏に帰国し、現在は秋篠宮家の次女佳子さまが通う国際基督教大(ICU)で環境学を学んでいる。

 芸能界入りに際し父親からは「簡単な世界じゃないけど、やりがいはある」と激励された。「父には売れない時期もあったけど、楽しそうに仕事をしてる」と、父の姿から芸能界の魅力を感じた。今後については「クオーターなので、エキゾチックなモデルを目指したい。演技など幅広く活動していきたい」と抱負。歌については「得意じゃない。練習しないと駄目」と笑った。

 ◆宮沢 氷魚(みやざわ・ひお)1994年(平6)4月24日、米カリフォルニア州生まれの21歳。高校卒業後にカリフォルニア大サンタクルーズ校に留学。趣味は野球。日本語より英語が得意なバイリンガル。「氷魚」とは、鮎の稚魚のことで、冬に凍りつく琵琶湖で育つことから、釣り好きの父親・和史が「どんな環境でも生き抜けるように」と命名。

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2015年9月9日のニュース