大竹しのぶ、さんまに助言求めず…映画「後妻業」で大阪弁猛特訓

[ 2015年8月31日 04:00 ]

大阪湾で船上シーンの撮影に臨んだ大竹しのぶ(左)と豊川悦司

 女優の大竹しのぶ(58)が主演映画「後妻業」(監督鶴橋康夫、2016年公開)を大阪市内で撮影している。老いた独身男性に近づき後妻となり、殺害して資産を奪い取る悪女役について、取材に応じた大竹は元夫・明石家さんま(60)の反応を予想。「“ほら、こういう女やったんや。良かったわ、殺されなくて”とか言う姿が浮かぶ」と語り、笑わせた。

 役作りのため大阪弁を猛特訓中の大竹は「特に私は関西弁の人と暮らしてたから耳にする機会が多いのに、実際にしゃべると難しい」と、自ら元夫の話題を提供。報道陣から「さんまさんに方言指導のお願いは?」と問われると、「頼むわけないじゃないですか」と笑い飛ばした。

 同作では色香で老人を次々と手玉に取る主人公・小夜子を熱演。99年の映画「黒い家」でも悪女を演じ、さんまがトークの格好のネタにしていたことを受け、今回も「こういう悪い役をやると喜ぶんじゃないですか」と苦笑い。資産を持つ還暦の独身・さんまへの忠告を求められると、「人のアドバイスを聞くような人じゃない。女性には気をつけなくても、もう来てもらえなくなるんじゃないですか」とちゃかしながらも、「体には気をつけて、幸せになってほしい」と気遣った。

 共演の豊川悦司(53)は「大阪出身なんで落ち着く」と地元ロケに笑顔で、会見でも大阪弁全開。大竹の方言にも「僕が聞く限りは完璧」と太鼓判を押した。中之島や京橋、北新地など大阪の各地でも撮影。

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2015年8月31日のニュース