「火花」ドラマ化決定!ピース又吉「どうなるのか僕も楽しみ」

[ 2015年8月28日 05:30 ]

芥川賞を受賞した「火花」 が、動画配信世界最大手「ネットフリックス」によってドラマ化されることが決定したピースの又吉直樹。「どうなるか僕も楽しみ」

 第153回芥川賞を受賞したお笑いコンビ「ピース」又吉直樹(35)の小説「火花」がドラマ化されることが27日、決まった。9月2日から日本でサービスをスタートする動画配信の世界最大手「ネットフリックス」が来年、独占配信する。

 発行部数239万部の大ヒット作。映像化をめぐってはオファーが殺到し争奪戦となっていた。初の映像化には大物キャストの起用が有力視されており注目を集めそう。又吉は「どうなるのか僕も楽しみ。早く見てみたいです」と話している。

 スポニチ本紙取材によると、連続ドラマ形式で全10話を想定。監督や出演者については決まっていない。又吉は現時点で、番組づくりには関与しない方向だが、関係者は「今後の展開によっては、ないとは言えない」と話す。

 ネットフリックスは07年に動画配信を開始し、現在は約50カ国で6500万人を超える会員がいる。米では月額約1000円で独自コンテンツが見放題のサービスが人気を集めた。日本進出にあたり、さまざまな業界に有力番組の制作や提供を呼びかけており「テレビ界の黒船」と呼ばれる。

 又吉が所属する吉本興業は、ネットフリックスに資金提供を受け、番組などを制作することを決めている。関係者は「よりよい提携へ、さまざまなコンテンツを模索する中で最良だったのが“火花”だった」と話す。別の映画関係者は「映画化に向けた調整も本格的に進んでいるみたいです。朗読CDを制作するプランもあると聞いてます」と説明。“又吉フィーバー”は当分続きそうだ。

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2015年8月28日のニュース