真木よう子 初体験幽霊役 艶っぽく三角関係演じる

[ 2015年8月27日 06:00 ]

幽霊に挑んだ真木よう子

 女優の真木よう子(32)が映画「蜜のあわれ」(監督石井岳龍)で艶っぽく幽霊を演じた。「あにいもうと」「杏っ子」などで知られる作家で詩人の室生犀星が1959年に発表した小説が原作。老作家と共同生活を送る金魚の化身である美少女、そして老作家とかつて関係があった怪しげな女幽霊との三角関係がエロチックに描かれる。

 さまざまな役を演じてきた真木も幽霊は初体験。「監督からは“感情がないわけではないんだけれども、どこか生と死のはざまを演じてほしい”と言われて。そんなこと言われてもできないですよね(笑い)。でもだからこそやりがいがあって、いままで演じたことのない役どころなので面白いなと思い演じました」とコメント。

 石井監督は「ご本人はさすがに演技勘が鋭く、天然でおちゃめな面もある。ぴったり彼女ならではのキャラにハマって見え、さすがでした」と絶賛。老作家には大杉漣(63)、金魚には二階堂ふみ(20)が扮し、来年公開の予定。

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2015年8月27日のニュース