SMAP、被災地でのど自慢収録 中居「歌は音程じゃなくて気持ち」

[ 2015年8月20日 06:23 ]

 SMAPが東日本大震災で被害を受けた岩手県山田町で、NHKのど自慢の放送70年記念番組「SMAPプレゼンツNHKのど自慢in山田町」(9月26日後7・30)の収録を行った。会場の山田町公民館では、香取慎吾(38)が「山田町にSMAPがやってきましたー!」と叫ぶと、観客から大きな拍手。出場者の歌を聴いた中居正広(43)は「歌は音程じゃなくて気持ちだとあらためて感じられた」と話した。

 山田町は震災の津波と火災で死者676人、行方不明148人の被害に遭った。現在も1700戸の仮設住宅で多くの人が暮らしている。

 収録前に5人は町内で被災者らと交流。木村拓哉(42)と稲垣吾郎(41)は漁師とカキの養殖を手伝い、香取は来年オープン予定の商店街を訪問。中居と草なぎ剛(41)は仮設住宅を訪れた。

 山田町公民館では観客600人と即興の握手会。木村は「限られた時間でできることは何かと考えた。僕らが握手したのは、(がれきなど)どかさなきゃいけないものをどかした手だと思うと逆に励まされた」と語った。

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