修造氏の次はルー語日めくり!ネガも前向きに変える“言葉の力”

[ 2015年8月16日 08:00 ]

ルー大柴による日めくりカレンダー「きょうのルー語」の表紙

 東急ハンズ限定で先行販売されていたタレントのルー大柴(61)による日めくりカレンダー「きょうのルー語」(PHP研究所)が17日から公式通販サイトで一般発売される。ミリオンセラー「まいにち、修造!」を生んだ同社が送り出す新刊。ルーは「幾多のグレートな先人たちの知恵は、時に落ち込み、時にしり込みするあなたの毎日をヘルプしてくれるでしょう」と話している。

 日本語の中に英語が交ざる独特の「ルー語」。「藪から棒に」は「藪からスティック」、「身を粉にする」は「身をパウダーにする」など、31のことわざ・四字熟語をルー語で変換。1カ月ループの日めくりカレンダーに仕上げた。

 編集担当者は「まいにち、修造!」がヒットした要因について「おもしろい言葉(表現)と、深い意味(メッセージ)とのギャップ」と分析。“言葉の力”を持つ人を探す中、ルーの前向きな生き方や考え方に触れ「次は、この人だ」とオファーを決めた。

 ルー語の魅力については「たとえネガティブな言葉でも、ルー語訳すると思わず笑ってしまい、気分が明るく前向きになります。『背水の陣』の切羽詰まった感じも『背水のフォーメーション』なら何とかなりそうですし『逆鱗に触れる』のは危険ですが『逆鱗にタッチ』だとチャレンジ精神の気配すら漂います」と語り、大絶賛。

 「リズムがよく耳に残るため、会話の中に自然にルー語が飛び出して盛り上がることも。飽きがこない上、コミュニケーションにも役立つルー語と日めくりは好相性だと確信しました」とルー語日めくり制作の理由を語った。

 修造本のヒットの後となったが、ルーは「いくつになってもチャレンジするのはいいこと。それがヒューマン(人間)、それがライフ(人生)」とオファーを快諾。書籍化が実現に至った。

 初版は1万部。じわじわ人気が出るか、注目される。

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