ナオト、ミュージカル初挑戦に「武者震い」小関裕太とSF作品

[ 2015年8月5日 09:00 ]

ミュージカルに初挑戦するとナオト・インティライミ(左)とダブル主演する小関裕太

 歌手のナオト・インティライミ(35)がミュージカルに初挑戦する。NHKエンタープライズ創立30周年記念事業となる「DNA―SHARAKU」(2016年1月、東京・新国立劇場中劇場)で、俳優の小関裕太(20)とダブル主演。2116年、人工知能が支配する日本を舞台にしたSF作品。ナオトは「武者震いしております」と意気込んでいる。

 原案は小説「天地明察」「光圀伝」やアニメ「攻殻機動隊ARISE」などで知られる作家・冲方丁氏。演出・脚本・作詞は「カルメン」「ピトレスク」などを手掛けた気鋭の演出家・小林香氏。最新映像を駆使した新しいミュージカルになる。

 2116年、人工知能が支配する日本。未来政府は日本人の持つ豊かな「創造する心」を根絶やしにするため、タイムトラベルで過去にさかのぼり、危険とみなした人物を捕らえては抹殺を繰り返していた。中でも必死に探していたのは謎の絵師、東洲斎写楽。未来政府は、2016年に生きる柊健二(ナオト)と2045年に生きる結城連(小関)の2人の青年を、追手として1793年の江戸に送り込む…。

 ナオトは「強力な共演者、スタッフの皆さまに『ミュージカルとは何ぞや』をビシバシご指南いただきながら、精いっぱい自分の持ち味も出しながら、立ち向かっていきたいと思います」と抱負。「4つの時代を行き来するワクワクするファンタジーな世界。その物語を通して、自分の未来、自分がいなくなってからの世界のことを考える、とても貴重なきっかけになる機会であると感じております」と張り切っている。

 小関はミュージカル「テニスの王子様」やドラマ「ごめんね青春!」「ホテルコンシェルジュ」などで知られる若手注目株。「初めてこのお話のことを聞いた時、ものすごく巨大な隕石が胸に飛び込んできた気分でした。音楽界、ミュージカル界、ダンス界、テレビ界など様々なジャンルで僕が尊敬している方々の中で今回、役を生きられることがとってもうれしくて興奮しております」と大喜び。

 「そして4つの時代を飛び回る壮大な世界観の中で、浮世絵をはじめとした“日本の美”を感じられる優美なミュージカルになると確信しています。全力で参加させていただきます。心から離れないエンターテインメントを作っていきたいです」と待ち構えている。

 ▼冲方丁氏 日本文化の特質を、私は「自由・遊び好き・好奇心」であると見ています。日本人は古来、身分を問わず才能を育む自由を当然のものとし、多種多様な人材を輩出してきました。また、難解な学問をも庶民の楽しみとしてしまう遊び好きの精神が、高度な教育を可能としました。そして、他国の文化を貪欲に吸収する好奇心が、日本の底力となってきたのです。今、ミュージカルという様式を我がものとし、高度なテクノロジーによる娯楽技術をもって、日本独自の文化に変えて送り出す。その試みに胸を躍らせています。

 ▼小林香氏 これは、オモシロイ日本を守るために奇想天外なことをやってのける、ごくフツーの人々の物語です。戦争を繰り返す愚かな人間に呆れた人工知能は、人間の最初で最後の切り札である<創造力>を奪います。政府の言論統制と表現規制のなかで、創造力、フィクションは現実を変えられるのか…舞台の上でやってみたいと思います。劇中と同じくキャスト・スタッフも異種格闘技戦で、豪快に傾(かぶ)ける座組みですし、NHKエンタープライズならではの映像技術も登場しますので、どうぞ楽しみにしていてください。

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