キムタク、台湾CM出演!ジョン・ウー監督と初タッグ

[ 2015年7月26日 05:38 ]

ジョン・ウー監督

 SMAPの木村拓哉(42)が、台湾観光局のCMに出演する。制作したのは、映画「ミッション:インポッシブル2」や「レッドクリフ」など世界で大ヒットを飛ばしている香港のジョン・ウー監督(69)。木村は外国映画への出演経験はあるが、海外の国をPRするCMに出演するのは初めてになる。

 撮影は今月12、13日に台湾で行われた。木村の訪台は、意外にもプライベートを含め初めて。11日に台北松山空港に到着した際には、情報をキャッチしたメディアやファンら600人以上が殺到。撮影現場の周辺にも中継車数台がスタンバイするフィーバーぶりで、行動の一つ一つがニュースとして取り上げられるほど注目度が高かった。

 CMは、木村が台湾と日本を行き来しながら、台湾の魅力を紹介する内容。名物の「小籠包(しょうろんぽう)」や「マンゴーかき氷」などグルメに舌鼓を打つシーンもある。ウー監督が得意とする「モンタージュ」も採用。視点の違う複数のカットを組み合わせて映像を構成する手法。CMは現在、編集中で、映画並みのハイクオリティーに仕上がりそうだ。

 撮影初日に行われた2人のインタビュー中に、突然の大雨に見舞われるハプニング。木村が傘を持つ“相合い傘”スタイルになる場面もあり、親交を深めた。

 木村は「僕も俳優として現場好きな方ですが、監督の現場に密にいらっしゃる姿に感動しました。もし機会があったら、また違う作品でも“現場好き同士”で、先輩の背中を見ながら勉強したい」とコメント。ウー監督も「仲のいい友達ができたような気がする。木村さんを撮ることは私の願いでもあったので、とても楽しい経験となりました」と振り返った。国境を超えた友情が芽生えた様子。映画でのタッグに期待が高まる。CM放送は10月から。

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2015年7月26日のニュース