「安田大サーカス」団長安田が休養　自転車で転倒、一時意識不明

安田大サーカスの団長安田

　お笑いトリオ「安田大サーカス」の団長安田（４１）が今月１９日に参加したトライアスロン大会で自転車を走行中に転倒、前頭部から顔を強打して一時意識不明となっていたことが分かった。命に別状はなく、現在は意識は回復しているが、しばらく休養することを２２日、所属事務所を通じて発表した。

　団長安田は１９日に山形県鶴岡市で開かれた「温海トライアスロン大会」にゲスト参加したが、自転車走行中に転倒して前頭部から顔を強打。一時意識を失って救急搬送された。命に別状はなく、２１日の診察でも脳への異状は見つかっていないというが、転倒時に起きた脳振とうによる体調不良と打撲による右目の腫れ、右目から頬までの外傷がひどく、医師から１カ月間の運動禁止を言い渡された。

　今週は仕事をすべて休み、今後については傷と体調の回復をみながら調整していくという。

　団長安田は所属事務所を通じてコメントを発表し、「この度は、ご迷惑ご心配おかけしてしまい、申し訳ありません」と謝罪。「トライアスロンのバイク運転中に転倒してしまい、少しの間お休みいただく事になってしまいました」と報告した。

　「転倒後、気を失っていたようで、救急搬送された病院までの記憶がない状況だったので、ヘルメットをしていなければ、命に係わる事故になっていたと思います。ヘルメットの大切さを改めて思い知らされました」と事故を振り返り、「今は少しゆっくりさせていただいてますが、元気になってすぐ戻ってきます！！」と復帰をファンに約束している。

　団長安田は芸能界一のサイクリストとして知られ、２０１２年にはプロのロードレースチーム「宇都宮ブリッツェン」の下部組織「宇都宮ブラウブリッツェン」の入団テストに合格。同年には「自転車芸人・団長安田のヒルクライム入門」を刊行した。