又吉 作品映像化は「空気感が反映されたら」100万円使い道は…

[ 2015年7月16日 22:59 ]

芥川賞を受賞しピースサインを見せる又吉直樹

 第153回芥川賞、直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が16日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれた。芥川賞はお笑いコンビ「ピース」の又吉直樹(35)の中編小説「火花」(「文学界」2月号)が受賞した。

 又吉は記者会見後の囲み取材では、第一報を都内ホテルで聞いたといい、電話連絡に「編集者の方からだとあかん(落選)と言うことだろうと思い画面を下にして出たら“おめでとうございます”だった」と“その瞬間”を振り返った。

 さらに選考にあたった委員に対して「厳しいことも言われましたが励みになった。本気で読んで下さって感動しました」と感謝を述べ、副賞(100万円)の使い道については「食べたことのないご飯を食べたい。行ったことない国の料理」とし、好き嫌いの多い相方の綾部祐二(37)ではなく、同居の後輩芸人「パンサー」向井、「ジューシーズ」児玉と行きたいと話した。

 作品の映像化について誰に演じてほしいかを問われたが「思い入れが強いので誰というのはない、空気感が反映されたらいい」として、先輩芸人役に明石家さんま(60)がオーディションを受けたいと希望していたことも明かした。

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