高畑勲監督ら安全保障関連法案廃案訴える 映画人がアピール

[ 2015年7月16日 18:24 ]

 映画監督の高畑勲さんら映画関係者が16日、安全保障関連法案の廃案を求めて東京都内で記者会見した。「憲法9条を全面的に破壊する最悪の法案であり『戦争法案』そのもの」とするアピールに、是枝裕和監督、周防正行監督ら映画人を中心に446人の賛同を得たという。

 会見で高畑監督は「日本はずるずる体質。重大な物事を決めるとき、空気を読んで大勢に順応し、ずるずると悪い方へ走って破局に至る。誰も責任を取らない。法案への与党の対応がそれを表している」と批判した。

続きを表示

2015年7月16日のニュース