ソフト上野 乃木坂エース西野に魔球伝授!ドラマに本人役で出演

[ 2015年7月10日 05:30 ]

ソフトボールを突き出す上野由岐子(左)と西野七瀬

 2008年北京五輪でソフトボール日本代表を金メダルに導いた上野由岐子投手(32)=ビックカメラ高崎=が、初めて演技を披露する。テレビ東京のドラマ「初森ベマーズ」(10日スタート、金曜深夜0・12)に本人役で出演。五輪では2日間3試合を1人で投げ抜き「上野の413球」として話題となったが、ドラマでは「こん身の2球」を繰り出している。

 ドラマはソフトボールを題材としたスポ根もので、人気グループ「乃木坂46」が総出演する。上野は、西野七瀬(21)が演じる主人公に魔球を教える役柄。捕手は同じビックカメラ高崎所属で日本代表主将の山本優内野手(26)で、西野を打席に立たせ、“魔球”を1球投じる。このシーンの前に、ひったくり犯に向かって1球投げており、“女優上野”として計2球を投じた。

 8日に都内で撮影。初演技とは思えないほど堂々としていたが、「凄い緊張した。セリフを間違えちゃいけないっていう緊張感が凄かった」と語った。

 制作陣が、スケジュール調整や内容の詳細を粘り強く提案して承諾を得た。「日本代表選手に出演していただき、見応えのあるドラマになった」と感激している。

 ソフトボールは2020年東京五輪・パラリンピックで開催都市提案による追加種目入りを目指している。上野は「このタイミングでソフトボールを取り上げてもらえるのは、私たちにとってもとても意味のあること。こうやって共演させてもらうことで、私たちもしっかり戦わなければと思っている」と気を引き締めた。上野は8月28日の第8話で登場する。

 ▽初森ベマーズ 少女たちが、再開発で取り壊されようとしている公園を守ろうと、開発を進める地上げ屋の娘から挑まれたソフトボール対決に臨むためチームを結成。経験者が一人もいない弱小チームが強豪を倒すために厳しい特訓に耐え、成長していく姿を描く。主人公のななまるを西野が、地上げ屋の娘をソフトボール経験者の白石麻衣(22)が演じる。

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2015年7月10日のニュース