「デスノート」L・山崎「不安あった」月・窪田は新設定に理解求める

[ 2015年7月6日 19:25 ]

「デスノート」でLを演じる山崎賢人(右)(C)日本テレビ

 連続ドラマ化が話題を呼ぶ日本テレビ「デスノート」(日曜後10・30)が5日にスタートし、初回の平均視聴率は16・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが6日、分かった。今年の民放連続ドラマの初回としては、テレビ朝日「アイムホーム」(4月クール)の16・7%を上回り、最高をマーク。注目度の高さを裏付ける好発進を切った。主要キャストの2人、窪田正孝(26)と山崎賢人(20)が感謝のコメントを発表した。

 原作は03年12月から2年半「週刊少年ジャンプ」に連載された原作・大場つぐみ氏、作画・小畑健氏による「DEATH NOTE」。人気を博し、小説・テレビアニメ・ゲーム・舞台(ミュージカル)と幅広くメディア展開された。藤原竜也(33)松山ケンイチ(30)による実写映画は06年6月に前編、同年11月に後編が連続公開され、合計の興行収入が80億円を超えるヒットとなった。

 顔を知る人間の名前を書けば、その相手を死に至らしめる「デスノート」をめぐり、ノートの所有者の大学生・夜神月(やがみ・ライト)と世界一の名探偵・Lの対決を軸に描くサスペンス。映画版で藤原が演じた月役は窪田、松山が演じたL役は山崎と若手注目株が抜擢された。

 窪田は「漫画からアニメ、映画へと受け継がれ世界中で愛されてきたデスノート。漫画からのファンの1人として、改めて原作の底知れぬ魅力、力強さを感じています。第1話を見ていただき、本当にありがとうございます」と御礼。

 天才大学生の月は平凡な大学生と、ドラマ化に際してキャラクター像を変更。インターネット上の一部で“物議”を醸したが「デスノートが大好きなたくさんの方の印象や感想、イメージもあるかと思います。それでも。最後には見てよかったと思ってもらえる、愛されるデスノートを目標に、スタッフ・キャスト一丸となって、みんなで思いを込めて作り上げています」と新設定に理解を求めた。

 山崎は「たくさんの方々に見ていただけて光栄です。正直、放送まで不安もありましたが、皆さまのおかげでいいスタートが切れたと思います」と心境を吐露。「新しいLを演じる上でまだまだ試行錯誤中ですが、スタッフ・キャスト一丸となってラストまで突っ走りたいと思います。これから、どんなデスノートが出来上がっていくのか僕自身も楽しみです」と意気込んだ。

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