GENERATIONS海外手応え「EXILEや三代目と違い出せる」

[ 2015年6月29日 05:30 ]

香港中心部で2階建てバスに乗って撮影するGENERATIONSの(前列左から)関口メンディー、佐野玲於、数原龍友、白濱亜嵐、(後列左から)小森隼、片寄涼太、中務裕太

 EXILEと三代目 J Soul Brothersの弟分の7人組「GENERATIONS」が初の世界ツアーの最終公演を28日夜、香港のライブハウス、E―Maxで行った。

 兄貴分たちが成し遂げていない海外公演。10、20代を中心とした観客600人から悲鳴に似た歓声で迎えられ、片寄涼太(20)は「ンゴティーハイ(僕たちが)ジェネレーションズ」と広東語で自己紹介。リーダーの白濱亜嵐(21)は「ホンコンホウゲンア(香港最高)」と叫んだ。

 中華圏ではEXILEの「放浪兄弟」に対し、7人は「放浪新世代」と呼ばれる。11年の結成時から海外進出を視野に入れて活動しており、ヒット曲「HOT SHOT」や「Love You More」などを英語詞版で披露。全18曲のステージで、新曲「Hard Knock Days」(8月12日発売)もお披露目した。

 人気者の兄貴分たちと差別化を図る上で、貴重な体験となった。パリ、ロンドン公演では、自分たちを見ないで音楽に合わせて頭を振ったり、酒を飲みながらBGM代わりにライブを見る客がいたが、佐野玲於(19)は「そういうアウェーな雰囲気が好物になった」と成長した様子。関口メンディー(24)も「アウェーな環境で続けていくことで、EXILEさんや三代目さんとの違いを出せるようになると思う」と言い、ツアー計4公演で手応えを得たようだ。

 最後は、観客の約半数が呼びかけ合って自主製作した「香港・GENE(グループの略称)」と書かれたタオルをそれぞれが頭上に掲げ、メンバーは感激。片寄は「また香港に戻ってきたい」と英語で呼びかけて締めくくった。

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