橋本環奈「セーラー服と機関銃」続編で映画初主演「かい…かん?」

[ 2015年6月24日 05:30 ]

角川映画40周年記念作品「セーラー服と機関銃 -卒業-」制作発表に登壇する橋本環奈

 薬師丸ひろ子(51)の主演で興収47億円を記録した81年の映画「セーラー服と機関銃」の続編が製作される。角川映画40周年記念作品「セーラー服と機関銃―卒業―」(監督前田弘二)で、主演は“天使すぎるアイドル”として人気の橋本環奈(16)。来年春に公開される。

 弱小暴力団「目高組」の組長になった女子高生の星泉が、ヤクザと抗争を繰り広げるストーリー。81年の映画の後、82年に原田知世(47)、06年に長澤まさみ(28)の主演で連続ドラマにもなった。今作では、高校2年だった星泉が高校3年に進級し、卒業へと向かう。

 配給側は橋本の主演映画を製作することを決めた後に、作品を決定した。大きな期待を受け、角川映画の代表作が自身の映画初主演になったことで、橋本の意気込みも相当なもの。

 会見で「“重圧に負けそう”というものを封印しようと決心しました。勇気とポジティブな心を持って、楽しみながら演じたい」と抱負。「憧れの存在」の薬師丸が演じた大役を引き継ぐことに「まさか!という驚きと大きな喜びを感じました。夢の途中にいるようです」と瞳を輝かせた。

 原作者で作家の赤川次郎氏は「薬師丸さんが20世紀の星泉だとしたら、橋本さんが21世紀の星泉をフィルムに刻んでほしい」とエールを送った。

 前作では星泉が機関銃をぶっ放した後で「カ・イ・カ・ン」とつぶやくシーンが有名。今作に登場するか未定だが、橋本は「かい…かん、かいかん?こんな感じですか?」と、キュートに初披露した。来月上旬にクランクインする。

 ≪映画と歌1位≫81年12月公開の前作は相米慎二監督が撮影。翌82年の邦画1位のヒットとなり、薬師丸のブレークを決定づけた。また、薬師丸は映画タイトルと同名の主題歌で歌手デビュー。80万枚以上を売り上げこちらも大ヒットし、5週連続でオリコンチャート1位を記録した。82年のフジテレビ版は原田の女優デビュー作、06年のTBS版は長澤の連ドラ初主演作だった。

続きを表示

この記事のフォト

2015年6月24日のニュース