美空ひばりさんの人生バレエ化 和央ようか感激“デュエット”

[ 2015年6月13日 08:05 ]

スクリーンに大写しされた美空ひばりさんと立ち並び、嬉しそうな和央ようか

 故美空ひばりさんの人生を初めてバレエ化した公演「HIBARI」の通し稽古が12日、東京・芝公園のメルパルクホールで行われた。ナレーションを務める元宝塚歌劇団宙(そら)組トップの女優、和央ようか(47)は、ひばりさんの生前の歌声に合わせて名曲「悲しい酒」を“デュエット”。物心ついた時から母親に「ひばりちゃんは天才」と教えられて育っただけに「とても幸せ」と感激した。

 バレエ公演は、映画「フットルース」などで振り付けを手掛けたリン・テイラー・コーベット氏が昨年6月に来日した際、偶然、ひばりさんの特番を見て「エディット・ピアフのような歌声。ひばりさんの人生をバレエで表現したい」と思いついた。和央の起用については、リン氏の家族が和央と婚約中の作曲家フランク・ワイルドホーン氏(56)と親しいことから同氏を通じてキャスティングした。

 今夏に挙式予定の和央は「(ワイルドホーン氏は)多忙でバレエは見に来られないけど、ひばりさんのことは“素晴らしい歌手だね”と言ってくれている」と話した。13日、14日、同所で。

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