視聴率低迷に「今が我慢しどころ」フジ亀山社長、現場の奮起期待

[ 2015年5月29日 17:05 ]

 フジテレビの亀山千広社長(58)が27日、東京・台場の同局で定例会見を開き、苦戦を続ける視聴率に「今が我慢のしどころ」としながらも制作スタッフへの期待を口にした。

 4月改編では、改編率全日(前6・00~午前0・00)36・6%、ゴールデン(後7・00~後10・00)43・8%、プライム(後7・00~後11・00)42・9%と異例の大幅変更を実施。「ブランドイメージを変えるぐらいの勢いの改編だったが、この2カ月では満足いく結果は出ていない」という現状を踏まえ、「厳しいというふうには思っていたし、リスクを伴う大きな改編、改革はそういうものだと思っていたが、予想以上に苦戦しているかな」と話した。

 そんな中、“産みの苦しみ”を味わっている現場スタッフには「思いっきり発想の転換をしてほしい。平均点を取りにいくのではなく、思いっきり振り回してほしい。世帯視聴率をなかなかすぐには上げってこないが、コンテンツとして圧倒的なファンを作ることはできる。そこを糸口に、みんなにもう一度、遮二無二頑張ってほしいというのが今の切なる思いです」とエールを送った。

 苦戦が続く中にも明るい兆しを見せている部分もある。嵐の相葉雅紀(32)が主演するフジテレビ系“月9”ドラマ「ようこそ、わが家へ」(月曜後9・00)は初回13・0%でまずまずのスタートを切ったものの、第4話では10・0%まで下落。その後は物語の盛り上がりとともに、第5話11・9%、第6話12・3%と徐々に戻し、最新回の第7話では13・4%の期間最高を記録した。

 「賛否両論、あんな怖い月9はないとも言われてきた」としながらも「そろそろ着々と数字も上げてきた。もっと早く(物語が)展開してほしかったが、やっと展開もされてきましたし」と安ど。前時間帯放送のバラエティー番組「痛快TVスカッとジャパン」(月曜後8・00)の好調もあり、「月曜日の縦(の流れ)が出てきた。それと木曜の縦(の流れ)、さらには金曜日、土曜日の単発も充実してきてきた」と徐々に成果も出てきているとした。

 7月の新ドラマもすでに発表されている。続く月9は福士蒼汰(21)主演のオリジナルラブストーリー「恋仲(仮題)」に決まった。亀山社長は「ドラマは30代のプロデューサーを抜てきしてやっていて、未来に向かって球を投げる姿勢は評価できる。オリジナルをやるという気概を持ってやってくれているのが気合を感じる。フジのドラマはキラキラしていてほしい、30代のスタッフにはそれを望みたい」。

 編成担当の大多亮取締役(56)も「昨今、オリジナルでラブストーリーという枠自体がほとんどないので、月9は毎クールやるかはわからないが、基本は月9オリジナルラブストーリーをやり続けていかないといけないと思いがある」とオリジナル作品への思いを語った。

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