樹木希林 高円宮妃殿下らにカンヌ凱旋報告「凄く恥ずかしかった」

[ 2015年5月26日 21:18 ]

映画「あん」特別試写会に参加したドリアン助川、永瀬正敏、高円宮妃殿下、樹木希林、河瀬直美監督(前列左から)

 カンヌ映画祭「ある視点」部門のオープニングを飾った河瀬直美監督(45)の「あん」(5月30日公開)の特別試写会が26日、都内で行われ、高円宮妃殿下らが観賞された。

 河瀬監督は、主演の樹木希林(72)、永瀬正敏(48)、原作者のドリアン助川(52)とともに舞台あいさつ。「カンヌでのお披露目を全うし、現在、27テリトリー、30カ国以上での販売が完了しました」と報告した。

 公式上映ではスタンディングオベーションが巻き起こり、樹木は「河瀬さんはまるでバレリーナのように応えていたけれど、その後で私の顔を見るからくるんじゃないかと思っていたらきて、すごく恥ずかしかった」と独特の言い回しで感想。河瀬監督は、「希林さんが応えていたら、スタンディングオベーションは30分になっていたかも」とジョーク交じりに返し、会場からは温かな笑いと拍手が起こっていた。

 なおこの日は、安倍昭恵首相夫人、竹田恒和JOC会長らも観賞した。

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2015年5月26日のニュース