世界が注目のアニメ「百日紅」 原恵一監督「観客を挑発したい」

[ 2015年5月7日 22:02 ]

日本外国特派員協会で会見した原恵一監督

 アニメ映画「百日紅 Miss HOKUSAI」(5月9日公開)の原恵一監督(55)が7日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で会見した。

 46歳で早逝した漫画家・杉浦日名子さんの同名漫画が原作で、原監督は主人公の葛飾北斎の娘・お栄について「原作を読むと、江戸時代の女性が現代の僕らよりも生き生きと描かれていて、これまでの時代劇では描かれてこなかったことを初めて教えてくれた。杉浦さんのある一面もお栄に投影されていると思う」と説明。

 6月に開催される仏・アヌシー国際アニメーション映画祭のコンペティション部門に選出されるなど海外からの注目度も高く、「伝統的ではない時代劇を意識したらこうなった。そのリアリティを観客にも感じてほしい」と力説した。

 過去に映画「クレヨンしんちゃん」シリーズなどを手掛けているためか、外国人記者からは「欧米ではアニメは子供が見るものという概念があるが」という質問には苦笑。同作にはお栄の性的描写もじゃっかん描かれているが、「小学校の高学年なら見せてもいいと思っている。意味は分からなくても、何かを自分なりに判断してくれると思っている。安心、安全といわれる作品にはあまり興味はない。僕は観客を挑発したいんです」と持論を展開し、自信のほどをのぞかせた。

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