「花燃ゆ」自己ワースト2位10・2%…松陰亡き後“新章”開始も

[ 2015年5月7日 11:11 ]

NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の主演を務める井上真央

 NHK大河ドラマ「花燃ゆ」(日曜後8・00)の第18話が3日に放送され、平均視聴率は10・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが7日、分かった。

 第18話から兄・吉田松陰を失ったヒロイン・文が夫の久坂玄瑞とともに激動の幕末に身を投じる新たな展開に突入したが、自己ワースト2位を記録した。

 初回(1月4日)の16・7%は1989年「春日局」14・3%、77年「花神」16・5%に次ぐ歴代ワースト3位発進。以後、第2話13・4%、第3話15・8%、第4話14・4%、第5話12・8%、第6話13・3%、第7話11・6%、第8話13・0%、第9話12・9%、第10話12・7%、第11話14・0%、第12話13・2%、第13話11・7%、第14話11・2%、第15話9・8%、第16話10・7%、第17話12・6%と推移している。

 第15話(4月12日)は「2015統一地方選開放速報」が午後8時から放送され、午後7時15分スタートの不利があったものの、初の1桁台9・8%に落ち込んだ。関東地区で大河ドラマの視聴率2桁割れは2012年「平清盛」以来だった。

 主演の井上真央(27)演じる主人公は、幕末の長州藩士で思想家の吉田松陰の妹・文(ふみ)。文は長州の尊王攘夷派の中心人物・久坂玄瑞と結婚し、死別後、群馬県初代の県令(現在の知事)の楫取素彦(かとり・もとひこ)と再婚。幕末の動乱の中、強い絆で困難を乗り越えた家族愛、松陰の志を継いだ若者たちの青春群像を描く。

 大河ドラマ54作目。「1リットルの涙」などの大島里美氏、「甘辛しゃん」などの宮村優子氏によるオリジナル脚本。演出は「ゲゲゲの女房」「篤姫」などの渡辺良雄氏らが手掛ける。

 第18話は「龍馬!登場」。兄・吉田松陰(伊勢谷友介)が亡くなり、文(井上)は喪失感の中に。それから間もない安政7年(1860年)3月、松陰を処刑した江戸幕府大老・井伊直弼(高橋英樹)が桜田門外で暗殺される。この事件を機に幕府の権威は大きく失墜し、日本はさらに混乱の時代を迎える。文は、松陰の遺志を継いで義兄・小田村伊之助(大沢たかお)が松下村塾を再興してくれると期待するが、幕府の監視が厳しく、再興は実現しない…という展開だった。

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