生田斗真が死者の脳内捜査!来年公開主演映画で猟奇事件に挑む

[ 2015年5月6日 05:30 ]

映画「秘密 THE TOP SECRET」

 俳優の生田斗真(30)が、映画「秘密 THE TOP SECRET」(来年公開)に主演する。

 コミック誌「メロディ」(白泉社)に連載された清水玲子さんの同名漫画が原作。メガホンは、シリーズ3作(12~14年公開)で興収計130億円を超える大ヒットとなった「るろうに剣心」の大友啓史監督(49)。漫画原作の同シリーズで邦画アクション界に新風を巻き起こし、今度は人気SFサスペンスの実写化に挑む。

 科学警察研究所法医第九研究室(通称・第九)が舞台。死んだ人間の脳から生前の記憶を映像化できるMRIスキャナーが発明され、第九が事件の捜査に導入。迷宮入りとなった猟奇事件の捜査を進めていく。

 生田は、宇宙ステーションのような設備が整いエリートが集まる捜査組織である第九の室長・薪剛(まき・つよし)を演じる。天才的頭脳の持ち主だがトラウマを抱えている役どころだ。新人捜査官・青木一行を岡田将生(25)が演じる。2人の共演はフジテレビのドラマ「花ざかりの君たちへ~イケメンパラダイス~」のスペシャル版(08年)以来。

 先月27日にクランクイン。生田は撮影現場でスタッフや共演者から「室長」と呼ばれ「少し偉くなった気分。偉そうに、他人を見下しながら、人間のもろさと強さ、絶望と希望を表現できればと思っています」とユーモアたっぷりに意気込み。岡田は「大友組、初参加。緊張と興奮で震えています」と意欲十分だ。

 死者の記憶を映像化するというかつてない挑戦に、大友監督は「“るろうに剣心”に続く大冒険」と張り切っている。科警研監察医役で栗山千明(30)、所轄の熱血刑事役で大森南朋(43)が出演する。

 ▽「秘密 THE TOP SECRET」 99年に「メロディ」に読み切り作品として掲載され、01年から連載スタート。08年に日本テレビでアニメ化された。11年に第15回文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞。単行本は1~12巻、スピンオフ作品「秘密 season0」1巻が販売中。

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