国谷キャスター涙の謝罪 「クロ現」過剰演出「視聴者の信頼損ねた」

[ 2015年4月29日 05:30 ]

 NHKの報道番組「クローズアップ現代」などでやらせが指摘されていた問題で、同局の調査委員会は28日、「過剰演出」「誤解を与える編集」があったとし、やらせによる捏造(ねつぞう)はなかったとする調査報告書を発表した。番組を担当した大阪放送局記者を停職3カ月とするなど、関係者15人を懲戒処分とし、籾井勝人会長ら役員4人は報酬の一部を自主返納する。

 やらせが指摘されたのは、昨年5月放送「追跡“出家詐欺”」など。取材で探し当てた、詐欺に関わるブローカーとする男性(50)の元に、多重債務者が相談に来る内容。多重債務者を取材する場面もあったが、記者とは面識があった。調査委は会見で「現場の緊張感を伝えるため」「初対面を装ったように見えるが、この記者は撮影時、親しい人でも敬語で話す」と説明。「過剰な演出」にとどまるとした。

 同番組で、国谷裕子キャスターが涙ぐみながら「22年間放送してきましたが、事実に誤りがある番組を放送し、視聴者の信頼を損ね、おわびします」と頭を下げた。

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