是枝監督新作がカンヌ出品 渡辺ら出演2作も

[ 2015年4月16日 20:26 ]

 5月13日にフランス南部で開幕する第68回カンヌ国際映画祭で、最高賞「パルムドール」を競うコンペティション部門に、是枝裕和監督の「海街diary」と、俳優の渡辺謙、妻夫木聡それぞれの出演作が出品されることが決まった。映画祭事務局が16日発表した。

 「海街diary」は吉田秋生さんの漫画が原作で、鎌倉に住む三姉妹と母親違いの妹の物語。綾瀬はるか、長沢まさみらが出演している。日本公開は6月13日。是枝監督の同部門への出品は、審査員賞を受賞した「そして父になる」以来2年ぶり4回目。

 渡辺の出演作は米国のガス・バン・サント監督作「ザ・シー・オブ・ツリーズ」で、妻夫木の出演作は台湾の侯孝賢監督作「黒衣の刺客」。

 審査員長は米国のコーエン兄弟監督が務める。映画祭は5月24日まで。(共同)

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