仲代達矢、八千草薫との大人のラブシーンにほれぼれ「常に初々しい」

[ 2015年4月16日 12:34 ]

映画「ゆずり葉の頃」完成報告会見に出席した八千草薫(左)と仲代達矢

 女優・八千草薫(84)と仲代達矢(82)が16日、出演映画「ゆずり葉の頃」(監督中みね子、5月23日公開)の完成報告会見を都内で行った。

 故岡本喜八監督夫人で、プロデューサーを務めてきたみね子さんが「七回忌の後、寂しくなってゼロに戻った方がいい」と、旧姓の中名義で脚本を書き下ろし、初監督に挑戦した意欲作。数年前から出演を打診されていた八千草は、「大きな会社と違って資金も少なく、本当に映画になるのか不安もありましたが、とうとうできて感無量です。とても合った役柄をつくっていただき、とてもありがたく思います」としみじみ話した。

 八千草とダンスを踊るシーンがある仲代は、「私は大人のラブシーンだと思っている。八千草さんとの共演は多いが、常に初々しい。この世界には年齢に関わらず初々しくない女優はいっぱいいるが、この映画での八千草さんは素晴らしい。90%は八千草さんに支えていただいた」とぞっこんの様子。

 八千草は照れることしきりだったが、「仲代さんとご一緒だと安心して、信頼してついていけば良かった。感動的でしたね」と初々しい笑顔をのぞかせていた。

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